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数年前、安藤忠雄ファンの後輩に一冊の本を渡されました。
直島という瀬戸内海の離島に建てられた、安藤忠雄作品も交えた
一連の建築物を紹介する本でした。


当時も今も、建築に特別興味があるわけではないですが、
安藤忠雄の名前は、10年ほど前に放送されたドラマ
「協奏曲」(田村正和・木村拓哉・宮沢りえ出演)を観ていたこともあり、
なんとなく聞きかじっていたので、それなら一度、氏の建てた
建築物をじかに見てみたいと思っておりました。


それから、5年経ちました。行こう行こうと思ってはいたものの、
なかなかタイミングが合わなくてずっと行きそびれたまま、
直島を知る人と話しては「行きたい」だの「行こう」だの「行ってきた」だの
ただ口の端に登場するばかりで、けれど忘れることは不思議となくて
去年の秋、やっとこさ行って来たというわけです。


「ベネッセアートサイト直島」
http://www.naoshima-is.co.jp/first.html


広島に住むぼくは、岡山の宇野港からフェリーに乗って
直島に上陸しました。ぼくは車ごと渡りましたが、
シャトルバスが島内を循環しているので、車は別にいらないと思いました。


直島で有名なアートプロジェクトの一つに
「家プロジェクト」と名づけられたものがあります。
「角屋」「南寺」「護王神社」「きんざ」といった建物のうち、
時間の関係で全て回ることが不可能と思われたため
安藤忠雄建築設計の「南寺」に立ち寄りました。


南寺(ARCHITECTURAL MAP)
http://www.archi-map.net/~ats/kagawa/02tera/

南寺
南寺入り口で


冒頭の、ぼくに直島を教えてくれた後輩一押しの空間は
言葉にならないほど、ぼくを静かに圧倒しました。


街めぐりをしながら、次に向ったのは地中美術館。
文字通り、一部の天井部分の開口部を除き、
建物のほとんどが地中に埋まっている異色の美術館です。


地中美術館入り口
地中美術館入り口


地中美術館
http://www.chichu.jp/

美術館は安藤忠雄設計、クロード・モネの「睡蓮」や
ジェームズ・タレルの「オープン・フィールド」などを恒久展示


地中の庭に咲いていた花
クロード・モネが愛した植物を配した「地中の庭」で


手元の写真に、まともなものが一つもないのが
本当に残念です。せめて、リンクしてある他のサイトで
その魅力を少しでも感じてもらえたら、と思います。


ぼくも、もう一度行きます。
写真は、そのとき、また撮ってきますが、本当は
皆さんにぜひ行ってもらいたい。


じかにその目で見ることが、何より重要だと思われます。


別に建築に興味なくったって楽しめますよ。


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