亀齢(キレイ)酒造 (東広島市西条本町)
このたびの「酒都・西条 酒蔵見学ツアー」の目的地、
亀齢(キレイ)酒造にいよいよ到着です。
この日、案内をしてくださる亀齢酒造の上田さんは、
この冷たい風の吹く中、わざわざ入り口に立って我々をお出迎え。感謝!

酒造内に入るなり、杜氏の西垣さんにまずご挨拶。
違うグループの方が持っていらしたお土産を渡されていたのですが、
氏はコワモテ(失礼)の顔を深々と下げられ、5秒ほどの長いお辞儀のあと
丁寧にお礼を述べられる姿にいきなり氏の実直な人間性を垣間見た気がしました。
ああ、この方は、誇りある仕事をされているんだなぁと直感的に感じたのです。

見学は酒造りの工程を追って進められます。
一つ一つの工程を、西垣さんはとても情熱的に語られます。
お酒に関わるお仕事をされている方はもとより、
素人でも分かるような説明をしてくれるので、とても興味深く伺うことができました。

現在の亀齢さんは、「特定名称酒」の製造に心血を注がれているそう。
特定名称酒とは、吟醸酒、純米酒、本醸造酒のことで、その中において、
原料、製造方法等の違 いによってさらに8種類に分類されます。
たとえば「吟醸酒」の中でも、「吟醸」「大吟醸」「純米大吟醸」「純米吟醸」と
いった具合に区分されるといった具合です。

麹造りを行う「室(むろ)」の画像。天井の角が丸いのは対流の効果を考えてとのこと。
室の温度は高所と低所では異なります。そのため、
夜中も定期的に温度を調節する作業を行い、麹の状態を一定に保つそうです。

酒造りはおもに冬場に行われるそうです。
杜氏以下蔵人は同じ敷地内で寝食をともに過ごしながら、一冬を過ごします。
ちなみに、こちらの蔵人に福山出身の方がいらして、
この方が亀齢酒造の門をたたいたのはなんと18歳の頃とのこと。
18歳の子が、何をきっかけにして日本酒を造りたいなどと思ったのだろう。
いずれお話しさせていただく機会があれば、
そのへんの経緯をぜひ尋ねてみたいところです。

「私たちは酒を造りに来ているわけであって、そうである以上、
ここにいる(酒造りの)間は「酒を中心にした」生活を送ります」と西垣氏。
酒造りにおいては、人間の理由で酒の成育を狂わせてはいけない。
食事も睡眠もすべて酒造りの二の次。それもこれもすべて
一本でも良いお酒をお客様の元に届けたい、その一念から。
亀齢の酒は、このこだわりが味わえる酒。
説明後に受けた杯が美味かったのなんのって。
日本酒に対する認識がまるで変わってしまいました(今までは正直ニガテだったんです)。
亀齢酒造、万歳! 西条、万歳! 西垣さん、本当にありがとうございました!
これからも身体に気をつけて、頑張ってください!
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と、ここまで書いて思った。(しまった、肝心の西垣さんの写真を撮るのを忘れている!)
====== 「酒都・西条 酒蔵見学ツアー」 記事一覧 ======
酒都・西条 酒蔵見学ツアー - 2月26日の記事
亀齢(キレイ)酒造 (東広島市西条本町) - 2月26日の記事
西条名物「美酒鍋」 - 2月27日の記事
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