ルイス・C.ティファニー庭園美術館 (島根県松江市)
足立美術館を存分に堪能した我々二人は、いよいよこの小旅行の最大の目的でもあった
「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」へ行くため松江市へ。
古いCDナビに案内されながら、安来市より車を走らせること40~50分。
ついに・・・ついに到着しました。

< ルイス・C.ティファニー庭園美術館 >
※ ルイス・C.ティファニー庭園美術館は、2007年3月31日(土)で閉館されます。
ホームページ) ルイス・C.ティファニー庭園美術館
住所) 島根県松江市西浜佐陀町369
地図) ルイス・C.ティファニー庭園美術館 (ドコイク?)
入館料) 大人 2,000円
高・大学生 1,800円
小・中学生 1,600円
営業時間) 9:00~16:30 (10月~3月までの期間中)
休日) 年中無休 (ただし2007年3月31日をもって閉館)
駐車場) 美術館対面に大型有料駐車場があります
・・・ガラス芸術史に不滅の光芒を放つ、至高の名作「鹿の窓」。装飾美術に輝くティファニーの三大テーブル・ランプ「蜘蛛の巣」「睡蓮<ロータス>」「ヴァージニア・クリーパー」や花瓶、アート・ジュエリーの数々の名品をはじめとして、ティファニー芸術のすべてがここにあるといっても過言ではあるまい―寄稿文 : 作家・佐藤隆介 (ルイス・C.ティファニー庭園美術館、過去サイトより)

建物入り口正面にある庭園。天気も良く、風も心地よく吹いていました。
建物に入ると広いエントランスルームがあり、脇にはベーカリーカフェっぽい店舗と
ミュージアムショップがあります。こちらは入館料が必要ではないそうです。
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ここで、少しだけ人物紹介。ルイス・C(カムフォート).ティファニーとは
アメリカの人物で、アール・ヌーヴォーの第一人者として知られる芸術家です。
※アール・ヌーヴォー・・・19世紀末にヨーロッパから流行した装飾美術。
代表的な芸術家に「エミール・ガレ」「アルフォンス・ミュシャ」など。
ルイス・C.ティファニーは、その名からもほとんどの方が連想するとおり、
「Tiffany & Co.」を創立したティファニー一族(こんな言い方はないか)の一人で、
創始者の一人「チャールズ・ルイス・ティファニー」の長男にあたります。
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ここ、ルイス・C.ティファニー庭園美術館は、ルイス・C.ティファニー・コレクションとして
日本最大級の作品群を有しており、ステンドグラスやモザイク加工のガラスランプ、
ジュエリーなど、ルイス・C.ティファニーが手がけた12の芸術分野での代表作とも言える
作品の数々が膨大に展示されてあります。
ぼくは、たまたま知人から見せていただいた同館の資料に載っていた
通称「鹿の窓」といわれるステンドグラスをとにかくひと目見たくて、
昨年からずっと行く機会を探していたのですが、なかなか行けないままでいました。
そうこうしているうちに、今月末で閉館するとの話を耳にし、
これはいよいよ「行っておかないと後悔する!」と慌てて日程を調整しました。
今回の記事において、当然のことながら美術館内の展示品は撮影しておりません。
そのため、鹿の窓などの作品を本記事上でお見せすることができないのは
ぼくとしましても残念なことこのうえないのですが、閉館までの残り数日、
なんとか足を運ぶことができる方は、ぜひ行ってみることをオススメしますよ。
で、ちょっと行くのは難しいなぁ、と言われる方には、ほとんど外の写真しかなくて
本当に申し訳ないんですけど、本記事中の写真をせめてもの慰みものにしてください。
前置きが長くなりました。それでは、写真はこちらからどうぞ↓

入館ゲートを入ったところにある広場。イベント用の舞台も備えつけられてある
開放感あふれる場所でした。緑も本当にきれいです。

宍道湖に面した建物南側の外庭。遊歩道に下りると、宍道湖のほとりを散策できます。

16時前あたりに撮影した宍道湖。湖水の色が黄色くて、
いつも瀬戸内の青い海しか見ていない僕たちにとっては少し衝撃でした。

宍道湖の湖水を接写。
そうそう、宍道湖といえば、思い浮かべるのは「宍道湖七珍」。
帰り道、友達と「七珍って、ウナギとシジミと、あと何だっけなぁ?」とか言いながら
けっこう真剣に考えていたりもしたのですが、帰って島根通のマイミクさんに聞いたところ、
「スモウアシコシ」なる覚え方があるとのこと。へぇ、シラナンダ。
いわく、
ス・・・ スズキ (晩秋~初冬)
モ・・・ モロゲエビ (秋)
ウ・・・ ウナギ (夏)
ア・・・ アマサギ (冬)
シ・・・ シジミ (春)
コ・・・ コイ (冬)
シ・・・ シラウオ (初春) ※(カッコ)内は旬の時期。
はい、また一つ勉強になりましたね。けど、スモウアシコシはいいとして、
きちんと全部覚えられるかな・・・。

再び館内の庭園へ。回廊をそれぞれの庭園がつないでいる、といった感じ。
けっこう歩くようになると思いますので、いい具合に休み休み行ってください。


展示室は熱気と人いきれで多少蒸し暑かったりするので、表に出ると本当に心地よかったです。
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最後の展示室を出たところに「閉館の理由について」の掲示板がでかでかと
設置されてありました。内容は、ホームページに書いてあるのとまったく一緒です。
ほとんどの人が、複雑な表情で読まれていましたよ。
いろいろあったのでしょうが、残念だなぁと。

出口の脇にもこの看板。ちょっとこれ見よがし的な感じも・・・?
以上が、ルイス・C.ティファニー庭園美術館の見聞録です。
ブラックオパールのジュエリーに感嘆し、鹿の窓のステンド・グラスで涙ぐみ、
外庭から見える宍道湖に感動し、ジュエリー展示室だけ歩みが極端に鈍る
お嬢様・ご婦人たちの美の追求心に心から拍手を送った2時間あまり。
けっこうくたくたになりましたので、おなかも空いたことだし、
美術館の隣にあるうなぎ料理屋さんにて、この日帰り小旅行をシメましょうと
満足顔で美術館を後にした二人だったのでありました。
ありがとう、ルイス・C.ティファニー庭園美術館。

コメント
閉館に伴い「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前駅」は、日本一長い駅名の座を明け渡すそうですね。先ほどニュースを読みました。
南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」がトップになるようですね。
投稿者: ピョン太 | 2007年03月31日 19:11
コメント遅れてごめんなさい。
ピョン太さんがこちらで教えてくださったあと、ぼくもニュースを見ました。南阿蘇鉄道の「狙って(一位に)なるならともかく・・・」といったコメントがなかなかシュールだなと。だって、絶対狙ってたでしょ、すでに(汗
最近の昼間はネット環境にないので、せいぜい携帯からミクシィをのぞきみるのがやっと。短いコメントなら携帯でもやってやれないことはないですが、けっこうしんどいですね^^;
ということで、今回のように少し返事が遅れることもありますが、どっちかといえばブログへのコメントが好きだったりするので、今後ともなにとぞよろしくお願いしますね。
コメントありがとうございました!
投稿者: ヘイジ | 2007年04月03日 02:21
米国に住んで25年経過。そろそろ日本に帰るかな~等と考える日々。家内がステンドガラス製作
を開始して20年。今年の9月に
一時帰国を計画。下関が地元なの
で松江市に出向きティファニー
庭園美術館を訪問したい気持ち。残念乍、既に閉館と成った事を知りガッカリです。そこで作品群は
どうなったのか?何処に行けば
見れるのか? ご存じの方が居ら
れましたら、一方頂ければ幸い
です。
投稿者: 幸地義久(コウチ ヨシヒサ) | 2009年05月22日 10:08
すみません、コメントが遅れたうえにお役に立てそうもなく。
閉館して2年以上経ってなお、情報を探されている方が多いようですね。
でも確かに、また見たいなと思うような作品ばかりでした。
コメントありがとうございました!
投稿者: ヘイジ | 2009年07月25日 22:04
「鹿窓」は、かなり前に名古屋にあった物ですよね。横浜から、確認を取ったうえで行ったのに取材が入ったとかでそのときは入場できませんでした。松江にあるとは聞いていましたが行く機会がなく、来月行こうと所在を調べたらまた閉館・・・。
投稿者: おとみ | 2010年01月17日 00:51