ふくやま美術館「名碗展」に行ってきました / 碗の中の世界
昨日の天気はまさしく春の雨、しとしと降り続ける雨模様に湿気が手伝って
あと一ヶ月もすれば梅雨なんだよなぁ、早いなぁとぶつぶつ呟きながら歩いていました。
さて、そんななか、向かった先は尾道の隣市・福山。
天満屋福山店7F催し場で明日・火曜まで開かれている
「日本の職人展」を見に行くのと、当ブログでも以前紹介した
ふくやま美術館の「名碗展」に、併せて行ってきました。

福山ゆかりの名碗・藤井「御所丸茶碗」が74年ぶりに里帰りする
< 茶の芸術 名碗展 >
会場) ふくやま美術館
住所) 福山市西町二丁目4番3号
地図) ふくやま美術館 (ドコイク?)
ホームページ) ふくやま美術館 公式ホームページ
開催期間) 2007年4月14日(土)~6月10日(日)
休館日) 月曜日
開館時間) 9:30~17:00
観覧料) 900円 (一般共通券は1,000円)
本展覧会は、監修者として林屋晴三と赤沼多佳の両先生にお願いし、世に歴史的な名碗として誉れ高い茶碗を集めるとともに、現代における名碗をも合わせてご紹介しようというものです。もちろん手にとることはできませんが、観覧者の熱い視線によって極上の一服を召しあがっていただこうという企画です。
今回注目されるのは、従来門外不出となっていた湯木美術館(大阪)の「御所丸茶碗 銘由貴」が出品されることです。
この茶碗は江戸期から続く豪商で、大正期から福山の産業界の近代化をになった藤井家が所蔵していたもので、昭和8年の大阪美術倶楽部での売立にかけられ話題となったものでした。74年ぶりの里帰りということになります。
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相変わらず、碗のことはさっぱり分からないのですが、
せっかくなので見ておきたい! という好奇心に背中を押されて(押してもらって)
ぶらぶらしてきました。
そりゃあもう目の保養な空間なのですが、分かりやすい解説がそこかしこに
用意されてあるので、それを読んでいるだけでも楽しかったです。
気に入った感覚は、「碗の中に世界を見る」、みたいな感じのこと。
そう思って碗を覗き込むと、あの中に小さな、けれども奥深い景色が
果てしなく続いているような感じがして、とっても雅な気持ちがしました(本当か!?)。
まぁ、雰囲気だけでも味わいたかったんですよ。その気にならないと損じゃないですか。
それでもって、一番見たかった黒織部とも(今回はこれが主役ではないので)
展示スペースの片隅にちょこっと置かれてあったのですが、
やっぱりぼくは、織部の黒色が好きだ。よく分からないけど、一番ぴんとくる。
あと、うぉぉ! と思わずぼやきそうになったのは、展示スペース出口付近にある
「乾山」と「仁清」の作品。なんて綺麗なんでしょう。見る価値、おおいにあり。
高麗茶碗も良いなぁと心から思うし(何が良いってのは説明できません、くどいけど)
案外、楽しんでいる自分がそこにいるわけです。得した気分です。
ということで、こちら6月10日までの開催です。興味がある方にはぜひおすすめします。
900円分、しっかり楽しんできてください。
※お車で行かれる方は、受付に駐車券を出してくださいね。
ふくやま美術館の駐車場料金が、一時間無料になります。
