鯛網はすごかった (福山市鞆町 - 鞆の浦)

< 鯛網 >
期間) 2007年5月3日~5月27日 (雨天決行・毎日開催)
回数) 月曜日~土曜日: 午後の部 1回
日曜日・祝日 : 午前の部・午後の部 各1回
開始時刻) 午前の部: 10:30 / 午後の部: 13:30
※ 仙酔島には船で渡るようになるため、できるだけ早めに到着してください
(福山市観光協会に電話したら、30分前には・・・だそうです)
所要時間) 約2時間弱
※ 鯛網漁 観覧のあと、阿伏兎観音へのクルージングがあります
料金) 大人: 3,000円 小人: 1,500円
※ 前売、団体で割引があります。詳細は福山市観光協会ホームページへ
住所) 広島県福山市鞆町仙酔島
電話) 084-926-2649 (福山市観光協会)
参考リンク) 鯛網 (福山市観光協会ホームページ)
※ こちらも先日お伝えさせていただきました、
沼隈のぶどう栽培紹介サイト「リカー&フーズたなか / 田中商店特設ブログ」でも
詳細は確認できます。よかったら、こちらも併せてご確認&お楽しみください。
--
では、さっそく。

出船前の浜辺。鞆の浦音頭(名前忘れました)のような、踊りを披露。
リーダー格のおばちゃん(先頭の方)の笑顔と声が、いい意味で印象的。
[5/10 追記]:踊りは「鞆の浦アイヤ節」。踊られているのは「鞆の浦アイヤ節保存会」の皆さん。
5/9の中国新聞に情報がありました。

続いての儀式「樽太鼓」と「弁天龍宮の舞」のスタンバイ。
直前まで記念撮影にひっぱりだこだった乙姫さまが、船に乗り込みます。

乙姫さまが華麗な舞を披露。ビデオで撮影していた方もいらしたけど、
ここに音楽があると臨場感沸くんだけどな(すごく幻想的ないい雰囲気だったんです)。

乙姫さまの舞に見とれる人々。このあと、餅投げがあり、浜辺はさらににぎやかに。
(けど、若い人で来ている人、少なかったな。みんな興味ないんかな)
--
ここで出船前の儀式は終わり。いよいよ漁師たちは各自の持ち場にスタンバイ。
その間に我々、観光客はすぐ脇に用意された船着場から、遊覧フェリーに乗り込みます。

遊覧船の中の売店。

沖から出た船がまず向かったのが弁天島。鞆の浦の写真と言えば、
圧倒的に露出度の高い、あの弁天島です。
写真は大漁祈願を行っている最中。乙姫さまは船上でも華麗に舞っています。

指揮船(沖合い船)・錨船のあとを網船(親船・漁を行う船)が、その脇に乙姫号、
後ろが遊覧船といった感じの大船団が鞆の浦沖を周回しています。

乙姫さまのファンサービス。フェリーに向かって一所懸命、手を振ってくれます。
なんて愛らしい乙姫さま。
遊覧船の中はみんなバタバタです。船が右手にいったり左手にいったりするものだから
そのたびに全員で反対側に大移動。けっこう忙しいです。

こちらは「漕出式」と言われる儀式。大漁祈願を終えた「大玉(網霊・網の神様)」が
積まれた親船を含めた船団は、古式にのっとり左に三回小さく周回します。

そして、いよいよ出漁。この時点で乙姫さまの船は離れ、
男たちが沖合へとぐんぐん進んでいきます。

五分ほど進むでしょうか、鞆の岸辺はかなり遠い所になりました。
ここで船団は長さ1500メートル・幅100メートルもの巨大な網を海へと投げ入れ(網入れ)、
先程まで並んで走っていた親船は左右に大きく分かれ、海中深く網を下ろしていきます。
そして、しばらくしたのち、指揮船の合図と共に「網しぼり」という
引き上げ(とは言わないか)の作業に入ります。掛け声も勇ましいです。
最長50メートル(?)ほどあった船の距離も、だんだんと狭まっていきます。

漁師さんたちが網しぼりの作業に専念してくれている間に、船上では抽選会が。
あ、乗船の際に手渡された抽選番号は、ここで目的を果たすわけですね。
ちなみに、当選は一名様のみ。商品は鞆の名物「保命酒」か、「鯛」。
団体で来られていたおじいちゃんがゲットしていました。いいなー。

「鯛」はおらんかねー。って、この時点ではまだ見えないです。
心配しなくても、このあとすぐ側まで遊覧船は漁船に寄ってくれます。
寄ってくれます、だんだん寄ってくれます・・・さぁ、鯛はいるのか?

おおー! すごいすごい。網入れの規模を考えると少ないかもですが、
立派なもんです。じゅうぶん楽しめます(観光としては)。
--
このあと、船は漁船と直につながれ、観光客は親船へと下りることが可能となります。
遊覧船内ががやがや騒がしくなってきたなーと思ったら、
ばんばん人が漁船に乗り移っているわけです。で、その場で鯛の販売がはじまります(!)。
そーなのか、そうだったのか。

「はい、大きいのも小さいのも、全部1000円!!」突然始まる船上のバーゲンに
面食らっていたのはぼくだけのようでした。皆さん、こうなることをご存知だったのか
我先にと船に乗り込んでバンバン買っていかれます。すごい光景です。

ちなみに、上のほうからのぞき見た鯛はどれもかなりの大きさで、
ぼくも漁船に乗り移ってまじまじと見てみましたが、やっぱり大きい。

「以上で、観光鯛網は終了でーす。みなさん、ありがとうございました!」
と、販売が終了した時点で鯛網船とはとうとうお別れ。
漁師のおじさんと話がしてみたかったなー、、、と後ろ髪ひかれつつ、
我々の乗る遊覧船はこのあとつかの間のクルージングへと出発します。
鯛網、迫力ありました。面白かったですよ。
これはこの地方ならではのものだから、やっぱり一度はみておいた方がいいと思いました。
付け加えると、漁師のみなさん、ほとんど高齢の方々ばっかりで、
伝承という意味でも(後継者問題)ちょっと不安な気がしますし
(この土地のことよく知らないですが、そのへんどうなんでしょうね)。
--
さて、ここからはクルージングとのことで、いったいどこまで行くんだろうと
一瞬考えたりもしましたが、まあ、鞆の浦でほかに船から見るところって言ったら
あそこしかないでしょう、あそこしか。

お、見えてきました。

そうです、阿伏兎観音です。こないだ記事にしたやつです。
なるほど、鯛網に参加すればこんなアングルで撮れるのかー。
こないだなんか、30分くらいかけてわざわざ対岸に走ったのに(しかも上手く撮れなかった)。
--
と、観光鯛網はここまでで終了です。このあと、本当は鯛網観覧のオマケである
鞆の散策(ガイド付き・無料)に参加したかったのですが、
私用が入ったため、残念ながらパスして尾道に帰りました。
そこまで堪能すれば、3000円でも元が取れる? 人それぞれですかね、
ぼくはここまででも十分満足しました。よかったですよ。行って良かった。
--
ということで、鯛網は今月27日まで毎日、鞆の浦で開催されています。
といっても、午前の部とか午後の部とか、開始時間は平日と休日で違うので
参加される際はしっかり確認してくださいね。
今回も、長文ですみません。読んでくれてありがとうございました。


コメント
晴天で特に綺麗に見させてもらいました。行った気分になれましたよ、ありがとう!
投稿者: ざまく主 | 2007年05月09日 22:27
あ! ざまく主さん、コメント欄初登場ですね^^ いつもありがとうございます。
いやー、自分としても、鯛網がこんなに楽しめるイベントだとは思っても見なかったことです。来年もできれば行きたいな、と思っています。そして、漁獲された鯛の量を見てみたい。魚達がいつまでもたくさん泳ぐ海であって欲しいです。(でも、獲るんじゃん、と言われれば言葉につまりますが)
コメントありがとうございました!
投稿者: ヘイジ | 2007年05月09日 22:38